Point 9.

展示会後にやるべき事とは?

展示会はその後のフォローアップがカギ

展示会の来場者とのやり取りの中でポイントとなるのは、相手の質問を引き出すことです。 そして、それを「自分達への宿題」にすると展示会後のフォローアップがいっそう有効になります。

耐久性に関する質問があったとして、もしその場で答えられなければ「その件、調べてまたお知らせします」と返答しておきましょう。

後日、「先日産業機械展でお会いした○○社の田中です。 弊社のブースにご来場ありがとうございました。ご質問を頂きました耐久性について、資料がまとまりましたので同封します」とフォローアップすることが出来ます。

反応が無かったとしても、「先にお送りした技術資料をお読みいただけましたでしょうか?」と再度コンタクトを図ることも可能です。

展示会は事後のフォローアップがカギ であり、個別の質問に答えるようなパーソナルな形で行えればさらによいです。

それによって、買い手の製品理解度が深まるだけでなく、 「この日本企業はいいかもしれない。製品購入後に問題があったとしてもアフターケアはちゃんとやってくれそうだ」という信頼感を与える事が出来ます。

展示会後すぐに製品の購入に結びつかなくても、「相手の記憶に残しておく」事が将来につながるのです。