Point 5.

パッケージブースと独自ブース

展示会でのブースは基本的に2種類です。

1.主催が用意するパッケージブースを使う

2.コマを予約して独自装飾ブースを作る

ここではその違いを説明致します。
1. パッケージブース 

展示会主催者が用意するあらかじめパッケージ化されたブース装飾のことで、出展者のブース用途に応じた形状のものを、 出展者マニュアルなどのなかから選択することが一般的です。 海外の展示会では、この様な基礎小間をShell Scheme(シェルスキーム)と呼ぶことが一般的です。シェルスキームは、施工費が安く済むというメリットがありますが、 デザイン上も機能的な制限が多い、個性が打ちだしにくい、と言うデメリットがあります。また、当然ながら直接発注される場合は、発注から現場管理まで出展者が主催者と直接英語でやり取りをする必要もでてきます。

上記の写真はほぼ何も装飾の無い1面開きパッケージ、1コマの12m2のブースとなります。 海外展示会の場合、通常下の画像の様に数パターンのオプションが用意されてい事が一般的です。 大抵の場合受付、テーブル1台、椅子4脚、看板、カタログススタンドが1セットで提供されます(展示会により異なります)。 多少の装飾を行う事も可能ですが、面積を考えると目立たせる、集客させる、という目的を達成するには限界があります。

2. 独自ブース  
一方の"独自ブース(スペース渡し)"とは、主催者からは更地の展示スペース(Foot print)を引き渡され、施工業者がカーペット敷きから請け負う装飾工事のことを言います。 海外ではこれをFree Build(フリービルド)と呼ぶことが一般的です。 独自ブースを希望されるお客様に対しては、デザイン提案はもちろんの事、造作に関わる申請書面の作成・提出などを代行する業務を行っております。初めてのご出展の場合、申請が非常にわかりにくいのでお任せください。
オリジナリティあふれるデザインで集客
シェルパッケージでご出展されるお客様でも、独自装飾を追加で施すことは可能な事は多いので、 「これにアレとコレが足せたら申し分ないのに...」「あと少しだけグレードアップさせたブースならいいのに」というケースがございましたら、ぜひ一度ご相談ください。 1面開きのブースでも壁面や看板の工夫をすることにより、周囲と差別化を図り集客に成功することは可能です。 その為のノウハウも当社は持っております。 多大な労力と予算をかけて出展されるのであれば、最大限の可能性を持ったブースを共に作ってきましょう。